最初に飲むなら
テレビ番組でワイン特集をやっていたり、身近な人からワインの話を聞いたり、とワインの世界に興味を持つきっかけはいろいろです。
あるいは海外旅行のお土産にいただいたワインを開けてみたら、意外にもおいしくてワインにはまってしまった、という人もいると思います。
さて、そんなワインの世界に足を踏み入れたばかりの人が、いざ自分で飲むためのワインを選ぼうとするとき、あまりに種類が多くて何を選んだらよいのか悩んでしまうことでしょう。
まったくワインを口にしたことのない人であれば、飲みやすいドイツワイン、カリフォルニア、オーストラリアのリースリングなどがおすすめです。
ほんのり甘く、すっきりとした味わいなので、お酒の弱い人にも飲みやすく、ワイン初心者の人にもぴったりだと思います。
お酒は好きだしワインもたまには飲むけれど、よく分からない・・・という人なら、白ワインならシャルドネ、赤ワインならカベルネ・ソーヴィニヨンを、また産地で言えばフランス・ボルドー産とブルゴーニュ産のワインを試してみてはいかがでしょう。
これらはワインのおいしさというべき特徴がストレートに味わえ、原料となるぶどうの品種の違いもわかりやすいでしょう。
ヴィンテージ
ジーンズを購入するときによくヴィンテージという言葉を聞きますが、ワイン選びにおいてもヴィンテージは大きな要素の一つとなります。
ヴィンテージとは、そのワインの原料となっているぶどうが収穫された年のことです。
ぶどうの出来の良し悪しは天候に大きく左右されるので、そのぶどうから造られるワインの味ももちろん影響を受けます。
ぶどう栽培にとってよい天気が続いた年は、いわゆる「あたり年」と言われます。
あたり年は一般的に日照量に恵まれぶどうがよく熟すので、糖度も高くなり、濃厚な味わいのワインができるのです。
あたり年のワインは長期熟成に耐えるので、何十年も前のワインがまだ生き生きとしていたりします。
逆に天候に恵まれなかったはずれ年では、ぶどうの酸味が強くなりワインの味わいは軽めになります。
あたり年のワインにこだわる人も多いようですが、注意しておきたいのはあたり年のワインがすべておいしいかと言うと、そうとも限らないということです。
天候に恵まれ良いぶどうができたとしても、造り方によってはぶどうの良さを生かすことができずに良質なワインはできないかもしれません。
それにあたり年のワインは若いうちは渋みが強くて飲みにくい場合もありますし、造り手がぶどうを収穫する時期がちょっとずれただけでもワインの味に大きく影響することもあります。